プナカ渓谷 Punakha

ティンプーからプナカへは、小川、滝、チョルテン(仏塔)、祈りの旗や経文の書かれた旗がはためく原生林を抜ける、曲がりくねる山道が続きます。山道を登りきった最初の峠が標高3,116メートルのドチュ峠(ラ)(Dochu La)です。ドチュ峠(ラ)からは素晴らしいヒマラヤ山脈の大パノラマをご覧いただけます。そこから道は下り坂になり、約90分のドライブにてブータン王国で最も標高の低い渓谷のひとつであるプナカ渓谷に到着します。プナカは亜熱帯気候であり、標高は1,300メートルと低く、王国の菜園(ガーデン)と呼ばれています。1年中作物が育ち、多くのブータン人の寒い冬季間の居住地域となっています。ティンプーが1950年代に正式に首都となるまで、約300年間ものあいだ「冬の首都」として機能していました。17世紀に建築された壮大なプナカ城(ゾン)(Punakha Dzong)は、歴史的にも最も重要なブータンの代表的な建築物です。

プナカ城(ゾン)から北方に車を進め、国王の冬季宮殿であるプンツォー・ペルリ・パレス(Puntsho Pelri Palace)を通り過ぎた対岸の丘の上にアマンコラ・プナカは佇んでいます。モ川(チュ)(Mo Chhu 母川)に架かるホテル専用の吊橋を徒歩で渡り、短いドライブか、もしくは徒歩にて、ブータンの伝統的なファームハウス(農家)を中心として構成されたアマンコラ・プナカロッジに到着します。この農家は国王の母君により、周辺の棚田や果樹園を監視するための住居として建設した由緒ある建物です。このファームハウスの壁は有機染料を使った天然の色で彩られ、ゲストのみなさまにおくつろぎいただける空間を提供しています。1階はダイニングルーム、2, 3階にはリラクゼーションルーム、ライブラリー、そして祈りや瞑想のためのブータンの伝統的な祭壇が置かれた部屋が設けられてあります。 

プナカの温暖な気候の下、中庭ではごゆっくりとお食事、読書等お寛ぎいただけるようになっております。隣接するティーパビリオンは、以前この農家の台所として使用していた建物です。その奥には素晴らしい棚田が一望できるヨガ・メディテーション(瞑想)ルーム、2部屋のスパシングルトリートメントルーム、スティームルーム、更衣室の施設が整っています。

合計8室のスイートルーム、3棟の土壁の建物は果樹園の中に位置し、近辺の棚田と遥かプナカ渓谷を見下ろす壮大なパノラマが魅力的です。内装はアマンコラ・パロと同じく、木枠のインテリア、伝統的な薪ストーブ“ブカリ”、キングサイズベット、シャワー、洗面台とデイベット、そしてバスタブに浸りながら大きな窓から緑豊かなプナカの風景を望むことの出来る豪華なバスタブなどが揃っています。各部屋には暖房用の薪ストーブ及び冷房が完備され、どのシーズンでも快適にお過ごしいただけます。

プナカ渓谷の見所はなんと言ってもプナカ城(ゾン)です。モ川(チュ)(母川)とポ川(チュ)(父川)の合流点に聳え建ち、まるで古代の船が潮の流れにより立往生しているような優美で壮大な姿は誰もが見とれるほどです。プナカ城(ゾン)の、第1の中庭はプナカ地区(ゾンカック)の行政機関として使われ、第3の中庭には21もの寺院があり、最奥部には100本の柱で支えられた巨大な僧侶の本堂があります。

更に車を進め、のどかな農村風景を楽しみながら小高い丘を登り、子宝を授かる寺として有名なチミ・ラカン(Chimi Lhakhang)にお参りをします。このお寺は15世紀にユーモア、歌と突飛な言動で多くの信奉者を従えた聖(ひじり)として有名なドゥルッパ・キンレイ(Drukpa Kuenley)に由来するお寺です。ロッジを出て、美しい棚田や唐辛子、キャベツ畑を通り抜けるとカムスン・イレ・ナムゲル仏塔(チョルテン)(Khamsum Yuelley Namgyal Chorten)を目指してゆるやかに登っていく、心地よいハイキングをお楽しみいただけます。この仏塔はブータンの王妃たちにより負の力を抑え、この移り変わりの激しい社会での平和を促進し、安定と調和を目指すという願いを込めて建設されました。仏塔(チョルテン)からはモ川(チュ)沿いに広がる素晴らしいプナカ渓谷を見下ろす大パノラマ、そして背後にはガザ地方(Gasa)の高い峰々等、360度に広がる絶景をご覧いただけます。プナカ渓谷を見下ろす尾根の上には、ブータン王国を統一し、王国中に点在する多くの城(ゾン)を建設したシャブドゥル(Zhabdrung)の生まれ故郷であるタロ村(Talo)が望めます。この高尚で静閑な村は散策やピクニックに最適です。

 

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