アマンガラ、アマンウエラ体験記   愛知県 H様

■アマンガラ感想

アマンガラは創業以来150年余というコロニアルスタイルのホテルをリニューアルしたもので、往時のクラシックな雰囲気を残したシンプルで上品かつ風格のある客室です。
かってはリビングと寝室の2部屋になっていたと思われますが、ドアを開けるとすぐアンティークのダブルベッドがあり、隣室にワードローブ、バスタブ、独立したシャワールーム、2基の洗面台、トイレがあります。
床は全てチョコレート色の板張りで、上部が半円形の窓にはカーテンではなく、断熱のためか板戸がついています。ホテルのエントランスは道路から階段を5段ほど上がると建物の幅一杯に吹き抜けのバルコニーが広がり、ロビー、レストラン、レセプションと続きます。

その先にはライブラリーやエステルーム、プールがあり、一番奥が二階建てのコテージです。
バルコニーは歴史を感じさせるシックなタイルのモザイクが床一面に広がり、ここにもテーブルが並べられているので、食事やお茶は気分次第でレストランとバルコニーのどちらでも好きな方を選べます。
バルコニーの道路側に席を取り、インド洋から吹抜ける潮の香りを含んだ風に吹かれ、かすかな町のざわめきに包まれてティータイムを過ごしていると、まるで白昼夢の中にいるような気だるい充足感に満たされていきます。

■アマンウエラ感想

アマンウェラほど徹底したオーシャンビューは他に知りません。
海側・陸側とも天井から床までの全面ガラス戸で、 カーテン代わりにスライド式の目の細かい格子戸がついています。その格子戸を全開すると、ベッドからはもちろん、 バスタブに入ったままでも、さらにトイレで用を足しながらですら眼前にインド洋とヤシの茂る浜辺を眺めていられるのです。
アラック(スリランカのヤシ酒)を啜りながらバスタブに身を横たえて浜辺を眺めていると、アマンマジックの魔力がじわじわと頭の芯に染み込んでいくのが実感できます。
さしずめボラボラ島を天国に一番近い島と言うなら、 ここは「天国に一番近いホテル」と言うべきでしょう。

なお、レセプション棟の入り口には真鍮の銘板が掲げられており、そこにはアマンウェラのオープンセレモニーはバンダラナイケさんご臨席のもとに執り行われたことが記されています。
アマンのステータスを端的に表したものとして、これから行かれる方はぜひご一読のほど。
もしアマンウェラで一つだけ注文をつけるとすれば、レストランのメニューをもう少し充実させて欲しいということでしょう。 もちろんカレーは味・量とも申し分ないのですが、その他 のメニューがカレーに比べて同じ値段の割に内容が貧弱に感じます。市街地から離れている分、必然的に食事は全てホテル内でとることになるので食事の魅力は重要です。

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