2023年、アマンはサウジアラビア王国北西部に位置し、
類い稀な自然および考古学遺産で知られる街、
アル・ウラーに、王立アル・ウラー地区委員会(RCU)の協力のもと、3つのリゾート施設を開業します。
アマンの開拓者精神に基づきこのたび実現する新たな3つのリゾートは、
長い間人の目に触れることなく残されてきた手つかずの偉大な自然風景と
遥か古代からの文明遺産を世界に語り伝える場所として、
サウジアラビア王国の真の豊かさと価値を継承するかつてない機会をもたらします。
このプロジェクトは、自然と一体化したテント施設、アル・ウラーの
壮観な古代遺跡に寄り添う場所に位置するリゾート施設、
そして異次元の光景が広がる砂漠に佇み、アマン初の試みとなる
牧場(ランチ)スタイルの宿泊施設から成り立ちます。
アル・ウラーの22,561平方kmに及ぶ広域には深緑のオアシス渓谷、
そびえ立つ砂岩の山、そして歴史を何千年も遡ったリフヤーン王国やナバテア王国などの
古代文明の史跡が点在します。サウジアラビア初のユネスコ世界遺産に登録された
ヘグラ(Hegra)はアル・ウラーで最も名高く、52ヘクタールにおよぶ古代都市です。
ヘグラは、ナバテア王国の南部最大都市として西暦紀元前2世紀前後に栄え、
装飾の施された100以上もの墓石群が歴史を語っています。
同開発の提携協定はサウジアラビア文化相のバドル・ビン・アブドラ(Badr bin Abdullah)王子と
アマン会長兼CEOであるウラジスラフ・ドロニンの間で交わされ、
アマンのサウジアラビアにおける初進出となります。
「現存する私どものリゾートは極めて豊かな自然と歴史に恵まれた土地に位置しています。
壮観なアル・ウラーの地を新たにアマンに迎えることは、ユネスコ世界遺産(最寄りの地を含む)
に根ざす10のリゾートの新たなひとつとなることを意味し、中東初進出のアマンとして最も相応しい
選択となります。私どもは驚きに満ちたこの古代史跡と調和しながらドラマティックな環境を創り出すことで、
徹底した文化保存にも努める所存です。アマンの開拓者精神は建築的に突出したリゾートを創り出すのみでなく、
ゲストに新たなデスティネーションおよびユニークな体験を探し当て紹介することを継続的使命としています」
とアマン会長兼CEOであるウラジスラフ・ドロニンは提携協定を歓迎しコメントしています。
「私どもと同じく、責任ある開発をビジョンに掲げるラグジュアリー体験運営のエクスパートと
提携を交わすことができ光栄に思います。この提携はアル・ウラーでの非日常的ビジター体験を推進する
私どもの決意の現れです。アマンの中東初となるリゾートがアル・ウラーにて実現されることは、
この土地を通じて私どもがユニークな体験を常に求める世界の方々にとっての
新たな目的地となることを固く約束し、ビジョンを推進していきます。
この提携協定が未開の傑作として知られる豊かな文明の地、アル・ウラーの開発の
新たなステップとなることを確信します」とバドル王子はコメントしています。
この3つのプロジェクト全ては、アマンのエコツーリズム基準を更に前進させることを意味し、
王立アル・ウラー地区委員会(RCU)が掲げる“意識ある開発“と価値を深く共有しながら、
研ぎすまされた静寂に佇む各デスティネーションの中で、
ゲストを未知への探求心と発見の歓びで満たすことでしょう。